【ブログ記事サンプル28】レポート: いまの銀行業残らない 京大教授が語る金融の近未来
2020年1月16日
今回のリーダーは、ピップ株式会社、代表取締役社長の松浦由治さん。
医薬品の卸販売から自社開発商品の製造までを行なう、ピップ株式会社。テレビCMでもおなじみの『ピップエレキバン』のほかに、ジョギングなどのスポーツをする際に使うサポーターや女性向けの美脚作りのレギンスなど、消費者のニーズに合わせた様々な商品を手掛けています。
そんなピップ株式会社の代表取締役社長である松浦由治さんにお話を伺いました。代々継がれてきた会社を受け継ぐにあたり武者修行のため他社へ就職したこと、アメリカへの留学経験など、松浦社長の人となりを垣間見ることができる興味深いお話を紹介します。
地元の小学校の同窓会運営や、 アイスホッケーに力を入れた大学時代
私が卒業した小学校は同窓会活動が活発で、卒業した中学生から大学生までの学生が一緒になって、いろいろなイベントや行事を行なっていました。例えば、年に1回、同窓会を開いたり同窓会名簿を管理したり、夏休みはラジオ体操のお兄さんをやったり、子ども達に水泳指導を行なったり。私は大学が夜間部で昼間時間があったこともあり、大学生1年のときに同窓会の運営メンバーの一人になったときは、小学校に年間300日以上通うほど入り浸っていました。
大学2年ではアイスホッケーを始めましたね。アイスホッケーは、札幌五輪をきっかけに興味はあったものの、自分でやるスポーツではないと思っていました。ところが、たまたま大学のアイスホッケー同好会が出している『初心者歓迎』という看板を見てしまいまして…。初心者でもできるんだと思い、入部したんです。つらいこともありましたけれど、終わってみれば楽しかったと思える3年間でした。
大学は父親から良い成績を取るよう言われていたので、1年、2年のときはいろいろな活動をやりながらも大学には真面目に通って成績は非常に良かったです。4年生になるとほとんど授業もなかったので、毎日のように氷の上でアイスホッケーを楽しんでいました。
立場や年齢も違う人たちをまとめた経験は、 今に活きている
常任理事というメインのメンバーが4人いて、私はそのうちの一人でした。会員数は当時で1万人くらい。何かイベントをやるときは、中学生から大学生まで4~50人手伝ってもらいました。
先輩によく言われたことは、「この組織はみんなボランティア。無償のボランティアの人たちを、どうまとめるかが大変」ということです。その言葉通りで、どうやったら高校生や中学生も参加してくれるのか、悩むことが多かったですね。飴と鞭じゃないですけれど、彼らにとってメリットとなることを用意しながら、「代わりにこれをやってね」と仕事をしてもらうなどして工夫しました。
「同窓会運営の仕事がきちんとできれば、会社に入ってからも活かせるよ」と言われたこともあります。いろんな年齢の人達をまとめる必要もあったし、今でもあのときの経験は活きているんでしょうね。


